金貨探し

20代会社員の雑記帳

お金の使い道が無かったので、ブログをはじめた。

仕事中の雑談で、上司に「最近どんなことにお金を使っているの?」と聞かれた。上司にとってはただの雑談だったのだろうけれど、ちょっとした衝撃だった。真っ先に思い当たった買い物が、数か月前のものだったからだ。

 

薄々気がついてはいた。家計簿はつけているから、支出が少ないことは分かっている。金が貯まることは良いことだけれど、稼いだ金を使わないのは不自然である。なんの為に働いているの?と聞かれても答えられない状態が健全なはずがないと思った。

 

妙にグレーな支出の円グラフ



これは10月の家賃を除いた支出。半分はその他(貯金・投資信託)だけれど、FIREでも目指してるのか?(目指してない)。支出から人間が見えてこなくて怖いね。

 

学生時代には「大人になったらあんなところやこんなところに行くんだ」と想像を膨らませていたのに、休日に行くのは飯の買い出し程度になっている。これはまずいのか? まずい気はする。ともかく、なんとも言えぬ不気味な危機感を感じた。

 

問題は何故家から出ないのかだ。インドア派とはいえ、行きたい場所は無数にある。労働の疲れから休日はアクティブに動けないのか? そんなわけはない。多少疲れていても本当にやりたいことはやるだろうし、実際人に誘われたときくらいは何の抵抗もなく外出している。

 

一人で考えても仕方がないので友人に相談したところ、「お前は今の過不足のない生活に満足してしまっているのだ(要約)」と言われた。家で完結する安い娯楽に満足して、生活をより良くしようとする気概がないというのだ。気がついたら30になっているぞとも。

 

耳の痛い話である。確かに無料の動画、無料のゲーム、サブスクのアニメや音楽で休日を過ごしている。コロナ渦を経て、かなりスタンダードな休日になっているとは思うが、時間の浪費の感は否めない。そこがいいのだけれど、これでいいのだろうか?

 

このままだと人生経験を積まぬまま30代に突入してしまいそうである。周りが尊敬できる大人が多いため、できれば尊敬される歳の重ね方をしたい。

 

この気付きをきっかけになにかを初めてみたい気がした。なにをするにも動機付けが必要だ。日記でも書くか? 日が空くと書かなくなりそうだ。そうこう考えているうちに、はてなブログにたどり着いた。ネタ探しで外に出れるといいね。